raディッキー投手 [日々の日記]
R・A・ディッキー投手(37)
アメリカ大リーグで注目されている男
現地のファンを最も驚かせているのは、ナ・リーグのサイ・ヤング賞投手だ。
独自に選ぶ注目選手も「ナ・リーグ サイ・ヤング賞投手」である。
彼を有名にしているのは、すこし変わったナックルボールである。
メッツのR・A・ディッキー投手(37)は平均104キロのナックルボールを自在に操る
今季ハーラートップタイの12勝1敗(防御率2・40、奪三振123)で
球宴初出場を決めたディッキーは、昨季までメジャー9年で41勝50敗、
防御率4・34という波瀾万丈の連続だった。
テキサス大出身で1996年にレンジャーズに1位指名されたが、
健康診断で右ひじの靱帯がないことが判明した。 これは、投手にとって致命的だ!
その結果、当時8100万円の契約金は、750万円に引き下げられてしまった。
2001年にメジャーデビューしたが芽が出ず、長くマイナー暮らしで、妻とも離別している。
悩み 自殺を考えたこともあったという。
2011年オフにはチャリティ目的でキリマンジャロに登頂し、
2012年3月に刊行された自叙伝では、幼少期の性的虐待の経験を率直に述べています。
本当に苦労人ですね~
「何とか生き残りを」と覚えたのが魔球ナックルだった。
当初はうまく投げられず、06年に3度先発したが6本塁打を浴びてマイナーへ降格。
それでも次第に精度を高め、2010年にメッツにマイナー契約で拾われて11勝9敗、
2011年は8勝13敗を挙げることができた。
今の状況は本人も予想していなかった事
彼のブレイクの要因を、私なりに分析してみました。
彼のナックルの特徴は「速いナックル」です。今春に引退した元レッドソックスの
ティム・ウエイク
フィールドも含め、ナックルボールの球速は普通65マイル(約105km)前後と
言われていますが、
彼の場合は最速82マイル(約132km)に達します。
おそらく「史上最も速いナックラー」でしょう。
彼はナックルの球速を調整して、
相手を翻弄しているのです。
しかしR・A・ディッキー投手自身はこう言っています!
「自分でもどこに行くのかわからないのがナックル。
皆、ボクの成功は魔法を使ったせいだというけれど、そうじゃない
必死で練習したという以外、理由はない」
確かにそのとうりです。
成功には、血の滲むような練習があったのでしょう!!
毎回「禅の気持ち」でマウンドに立つというR・A・ディッキー投手。
これまで最も賞に縁遠かった男が、後半もこのままの勢いを続けるようなら
本物のサイ・ヤング賞も夢ではなくなる。その日がくるように心から応援している!!
R・A・ディッキー投手(37)
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