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アオブダイ 味 [日々の日記]

アオブダイの味 食中毒 


< 長崎県は7日、ブダイ科の魚「アオブダイ」を調理して食べた長崎県新上五島町の男性(78)が食中毒の疑いで死亡したと発表した。県はアオブダイの肝臓などに含まれる猛毒パリトキシンによる食中毒とみて原因を調べている。アオブダイによる食中毒の死者と認められれば、1986年以来ということになる。

 県生活衛生課によると、男性が釣ってきたアオブダイを3月20日、家族3人で煮付けや刺し身にして食べた。男性は腰などに痛みを訴えて受診し、翌21日に死亡した。

 一緒に食べた妻(70)と息子(39)にも腰痛などの症状が出たが、現在は回復している。
 
 家族が食べたアオブダイとは、どのような魚だろうか。

 大きな物では、1メートル、10キロ以上になりますが、市場で4キロ前後の物が流通しています。




 アオブダイの食性は雑食性で、藻類、甲殻類、貝類などいろいろなものを食べる。サンゴの枝についた藻類を食べるといわれている。

 昼間に活動し、夜は岩陰などで眠る。眠る際は口から粘液を出して、自分を覆う薄い透明の「寝袋」を作り、その中で眠る行動が知られている。
 捕獲方法
 釣りや網などで漁獲され、食用になるが、以前にも食中毒による死亡例がある。

        よく食べられている地方

 アオブダイを狙って釣る人は少なく、イシダイやメジナの釣りで混じって釣り上がり、「外道」として扱われることが多い。  沖縄県では方言名ゲンナー と言われていて、美味しい魚、刺身として食べられている。
 パリトキシンによる食中毒の報告は全く無い。

 その理由は、沖縄県で食されているアオブダイと種類が違うからだ。

沖縄県産のアオブダイはブダイ科アオブダイ属のナンヨウブダイ、ヒブダイ、同科イロブダイ属のイロブダイなどで、1995年の水揚げ量は788トンに上る。

 繰り返すが、食中毒の報告は0である。

 食中毒を起こしたブダイ科アオブダイ属アオブダイは沖縄県内では水揚げはないという。
同部水産振興課では「食中毒を起こしたアオブダイは沖縄県内の市場で出回ることはほとんどないとの事。
 
地方によって、魚の評価が違うのは、アオブダイの種類が異なっているからである。
もちろん、アオブダイの味も異なっている。 外道 美味しくないと、評価されているのである。

    食中毒の例

 日本では1953年以降、6人のアオブダイによる食中毒での死亡例がある。
アオブダイはスナギンチャクを捕食するためパリトキシンという強力な毒成分を蓄えており、
内臓を食べてはいけないとされている。
 また、フグ毒で知られるテトロドトキシンが内臓から検出された事例もある。
 パリトキシンは加熱や塩蔵によっては分解されな毒です。

1983年に三重県で2人が食中毒となり、うち1名が死亡
1989年に宮崎県で家族6名がアオブダイを天ぷらにして食べたところ、3名が食中毒を発症。
      2名は1週間ほどの入院をした。

  発症までの時間は、3~36時間といわれている。
  極度の収縮作用があり、それが致死原因になると考えられている

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              アオブダイ危険なのか

アオブダイそのものが、本来パリトキシンを持っているのではなく、アオブダイが、スナギンチャクを捕食するために毒性を持つようになるのである。したがって、海域によるアオブダイの個体差が関係している。

殆どの、アオブダイは安全だと思われるが、それを1匹ずつ検査する事は難しい。
アオブダイを食べるかどうかは、個人的に自己責任で判断するしかないでしょう!

 沖縄県で水揚げされるアオブダイの味は 白身で美味しい魚です。

 安全な沖縄県のアオブダイを試しに 食べてみてください?




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